
人間は1日に1.5ℓ~2ℓの水分を飲料水から摂取する必要があると言われています。
みなさんはこの水分を何で補っていますか?
水、ジュース、スポーツドリンク...
どうせなら毎日の水分摂取で綺麗になれる栄養素を補っちゃいましょう!
お茶類
麦茶

麦茶に含まれる抗酸化作用であるPクマル酸は、体内の活性酵素を除去してくれるため美肌効果・アンチエイジング効果が期待できます。
亜鉛やケイ素は美肌ミネラルと呼ばれますが、麦茶にはこれらが含まれています。
亜鉛はメラニン色素の形成を抑えてくれるため、シミの予防に効果的。他にもホルモンバランスを整えてくれる効果があるので、生理不順やホルモンが原因となる肌荒れにも効果が期待できます。
ケイ素にはコラーゲンを強化する効果があるため、肌のハリを維持することでたるみを防ぎます。
清潔感のある口元も美容には欠かせません。麦茶は虫歯予防にも力を貸してくれるそうですよ。
ほうじ茶

ほうじ茶にはタンニンが含まれており、これは抗酸化作用があります。
香ばしい香りは焙煎の過程でうまれる「ピラジン」という成分によるもので、脳をリラックスさせてくれます。
もうひとつ、アミノ酸の一種である「テアニン」といううまみ成分もリラックス効果をもたらします。
また血管を拡張する効果もあるため、ほうじ茶を飲むとからだがぽかぽかと温かく感じてほっとしますよね。
ほうじ茶は緑茶の一種ですが、他の緑茶を比較しカフェインの含有量が少ないため、これらのリラックス成分の効果が得られやすくなっています。
ビタミンb群が含まれている。ビタミンB群は、糖質やタンパク質、脂質からエネルギーを生み出すのを助ける栄養素で、効率よくカロリーを消費できます。
緑茶

日本では定番の緑茶でうが、最近は海外でも注目されているそう。
緑茶はビタミン類が豊富で美肌効果があり、カテキンは口臭予防効果も。
1日の目安摂取量は3~5杯とされています。
また、効果的に摂取するなら茶葉やティーパックよりも粉末がおすすめ。
ルイボスティー

老化予防になるポリフェノールやミネラルが豊富に含まれ、その成分から「奇跡のお茶」や「不老長寿のお茶」と呼ばれているルイボスティー。
美容に敏感な方たちが飲んでいるのをよく目にしますね。
活性酵素が体内に蓄積すると、細胞を傷つけてシミやシワなどお肌の老化につながります。
ルイボスティーに含まれる抗酸化成分が老化の原因とされる活性酵素を除去し、免疫力や新陳代謝を促進すると言われています。
また、ビタミン類やミネラルが豊富に含まれているので美肌効果、老廃物を排出するため便秘やむくみの改善にも。
他にもアレルギーやアトピー症状の緩和、安眠効果も期待できると言われています。
ローズヒップティー

ビタミンCが多く含まれ、「ビタミンCの爆弾」と呼ばれることも。
その他のもビタミンEやポリフェノール、鉄分、カルシウムなども含まれています。
ビタミンC以外でもビタミンEやポリフェノール、鉄分、食物繊維、カルシウムなどたくさんの栄養分が詰まっており、それぞれ抗酸化作用やデトックス作用などが期待できます。
そして実はお肌に効果的な成分の約80%は、ローズヒップの実に含まれているとか。
効果的に成分を摂取するなら、紅茶を抽出した後の出がらしまで食べるのがいいそう。
酸味強いローズヒップティー。
その酸味があまり得意ではない方は、少しはちみつを混ぜて飲むと飲みやすくなりますよ。
ハイビスカスティー

沖縄のお土産などでよく見かけるハイビスカスティー。
見た目もおしゃれでよく映えます。
このハイビスカスティーにはポリフェノール、ビタミン・ミネラル、クエン酸、リンゴ酸などが含まれています。
クエン酸は細胞の代謝を促進したり、疲労回復効果があります。そしてリンゴ酸はそのクエン酸の働きをサポートしてくれるとか。
カリウムも多く含まれているので、老廃物の排出が促進されてむくみにも効果的ですよ。
ジャスミンティー

ジャスミンティーは食欲を抑制する効果があります。また、ジャスミンティーに含まれるベンゼルアセテートは脂肪を燃焼する作用があるため、ダイエットの助けになります。
自律神経に働いて心をリラックスさせる作用も期待できるほか、ジャスミンの香り自体も気持ちを穏やかにしてくれますよ。
その他にはビタミンC、ビタミンE、ミネラルが含まれているため美肌効果も。
野菜・フルーツ系
トマトジュース
美容や健康に効果的とされるトマトは、加熱し油と共に摂取することで効果的にその成分を取り入れることができます。
トマトジュースは製造過程でトマトを加熱処理しているため、効果的に成分を取り入れることができるのです。
そのまま飲んでもいいですが、さらに効果を高めるにはオリーブオイルなどと共にパスタソースやリゾット等のお料理に使用するのがおすすめですよ。
▼▽▼ トマトの効果の詳細についてはこちらの記事で詳しく解説しています ▼▽▼
ゆず茶

ゆずにはビタミンCやビタミンEが含まれています。
また、ビタミンAは皮膚の細胞を活性化する働きがありますが、このビタミンAに変換されるβ‐カロテンが豊富です。
更にコラーゲンの合成を助けるヘスペリジンという生分も多く含まれているので、美肌効果が期待できます。
ゆずにはリモネンという香り成分があり、これによりリラックス効果があります。
またビタミンCにも、心を落ち着かせる効果があるとされています。
心身ともに疲れを感じた時に、ぜひ飲みたいドリンクです。
その他
コーヒー

コーヒーにはカフェイン酸やクロロゲン酸という抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれており、肌老化全般の原因となる活性酵素から身体を守ります。
このポリフェノールの作用により、紫外線による肌のダメージを防ぐことができます。
コーヒーを1日に2杯以上飲む女性は、紫外線による顔のシミが少ないという実験結果もあるそうです。
コーヒーのポリフェノールには脂肪燃焼効果もあります。
脂肪の燃焼が行われて身体の代謝が促進されることで血行をサポートし、冷え性改善の効果をもたらします。
また、コーヒーを飲むとトイレが近くなりますよね。利尿効果により体内の不要物を排出する効果があるため、むくみに効果的です。
ノンシュガーで飲めば、殺菌作用によるりニキビ・肌荒れ改善にもつながりますよ。
豆乳

豆乳には乳酸菌のエサとなるオリゴ糖が多く含まれているので、腸内環境を整えて便秘改善につながり、ぽっこりお腹も改善されます。
デトックスがしっかりとできると栄養の吸収がよくなり、ダイエット効果や美容効果がアップします。
大豆に含まれるサポニンやビタミンEには抗酸化作用、他にもビタミンB群などが豊富に含まれます。
豆乳に含まれるタンパク質を摂取することで基礎代謝量もアップ。
新陳代謝を促し、肌のターンオーバーが促進されます。
タンパク質には血液中の中性脂肪やコレステロールを抑える働きもありますよ。
ココア

カカオポリフェノールにも抗酸化作用があり、シミやニキビの原因となる活性酵素を除去してくれます。
ドイツの研究では、ココアを飲むことで日焼けダメージを軽減できることが報告されています。
またテオブロミンはセロトニンの働きを助けるため、ダイエット中のストレスも緩和され満腹感が得られやすくなります。
ココアには不溶性食物繊維のリグニンが含まれるため、腸の蠕動運動が活発になり便秘改善の効果があります。
他にもカルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが含まれます。
アーモンドミルク

アーモンドミルクは、アーモンドを水に浸した後に砕いて絞ったもの。
白い色をしていますが、乳成分は含まれていません。
牛乳や豆乳と比較し圧倒的に低カロリーで糖質も低いのが特徴です。
アーモンドミルクには抗酸化作用のあるビタミンEが豊富です。
ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油に溶けた方が体内に吸収されやすいので食事と一緒に摂取するのがおすすめです。
またアーモンドには食物繊維がたっぷりと含まれています。
コップ1杯できんぴらごぼう一食分の食物繊維が含まれており、デトックスにぴったりです。
おわりに
いかがでしたか?
冷やしたものを飲むと身体が冷えてしまい、代謝が悪くなり効果が半減する可能性が。
ドリンクの効果を十分に発揮するためにはできれば温かくして飲み、身体を温めて代謝をよくしましょう。
また薬とは違い即効性がないので、効果を発揮させるためには毎日継続的に摂取することが大切です。
だからといって飲みすぎには注意。ドリンクによってはお腹が緩くなるなど影響がでることも。
毎日の生活にほどよく取り入れることで、コツコツと綺麗に近づけることでしょう。
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