
ニキビって本当に厄介ですよね。
さらに痕になるとすっぴんが綺麗じゃなくなるし、隠すのも大変だし…
今回はもし『茶色いシミのようなニキビ痕ができてしまった場合』の対処法についてまとめていきます。
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ニキビ痕自体ができないように!!
ニキビができてしまった時の正しい対処法についてはこちらの記事をご覧ください。
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そもそもその『ニキビ』を予防したい!!
という方はこちらの記事をご覧ください。
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ニキビ痕の種類によって対処法が異なる
ニキビ痕は主に赤・茶色(色素沈着)・凹み(クレーター)の3種類があります。
どれも『ニキビ』が原因ですが、皮膚の状態が異なるために対処法もそれぞれ異なります。
知らずに間違った対処をしていると、薄くできたはずのニキビ痕を何年もお付き合い・・・ということも。
茶色いニキビ痕は色素沈着!

茶色くシミのようになっているニキビ痕は、皮膚の中でメラニンが作られたためにできるものです。
もともとメラニンは皮膚の防御反応として作られます。
ニキビによる炎症が刺激となり、体が肌を守ろうとしてメラニンが生成されてニキビ痕となるのです。
このメラニン色素は通常、肌のターンオーバーにより皮膚の外に排出されて消えてしまいます。
しかし、ターンオーバーが乱れたり皮膚の深いところまでメラニン色素が落ちたりすると、そのまま肌に残ることがあります。
色素沈着に有効な成分
色素沈着には美白系化粧品が効果的です。
有名なところだとトラネキサム酸やビタミンCなどと言われていますが、メラニンが生成されるそれぞれの過程に有効な成分はもっとたくさんあります。
(ちょっとマニアックかもですが)
メラニン生成の「指令」をブロック
トラネキサム酸
メラニンが作られるのをブロック
ビタミンC誘導体、アルブチン、ハイドロキノン、コウジ酸、リノール酸、ルチノール、エラグ酸
メラニン色素を薄くする
ビタミンC誘導体、ハイドロキノン
ターンオーバー促進、メラニンの排出
ビタミンC誘導体、レチノール、リノール酸など
このように、『美白成分』としてよく聞く成分意外にも美白に有効な成分はたくさんあります。
全てを覚える必要はないですが、ざっくりと「こんなのもある」と頭の片隅に入れておくことで、スキンケア化粧品を購入する際のヒントになりますね。
茶色いニキビ痕には美白ケアを!

前途した美白化粧品を、毎日のスキンケアに取り入れるのは必須です!
他には、紫外線を浴びるとメラニン色素の生成が促進されるので、UVケアも必ずしましょう。
摩擦も皮膚にとって刺激になり、防御反応でメラニンが生成されます。
洗顔や顔を拭く時、盲点ですが鼻をかむ時やメイク時など、何気ない日常での肌への摩擦に注意してくださいね。
美容医療だとこんな治療が有効
ケミカルピーリング、イオン導入(導入する薬剤は前途した美白成分を選択しましょう。クリニックでの契約時に薬剤を選択できます)、レーザートーニング、フォト、ピコトーニング、レチノイン酸薬剤購入、ハイドロキノン薬剤購入、白玉注射、ビタミンCなどの注射、ライムライト、水光注射、内服など。
美白に対する治療は豊富です。
ちなみに脱毛で使用するレーザーの波長も、メラニンに有効だったりもします。
ただ脱毛目的の出力なので、黒味が強い色素沈着には当てられないこともあります。
おわりに
いかがでしたか?
茶色く色素沈着が起きたニキビ痕は、他の種類のニキビ痕と比較しても割とケアはしやすく、いい結果になる可能性も高いのかなと思います。
気になったら即行動!
ケアを始めるのは早ければ早い方がいいですよ☺
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