
今回は美容成分、ビタミンCについてのお話を。
お肌にいいって聞くけど、実際どんな効果があるの?という方、なんとなくいいって聞くから摂取するようにしてる・・・という方も多いのでは?
しっかりと効果を知ることで摂取するのも楽しくなりますし、「こういう事に効く!」と思いながら摂取すると効果がアップするかも!?
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ビタミンCとは?

ビタミン類の中でも水溶性ビタミンに分類される、抗酸化作用に優れた成分です。
ビタミンEを再利用したり、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンを体内で合成するのに必要な成分でもあります。
これにより皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。また、健康に関する様々な効果もあります。
ビタミンCはストレスの多い人ほどきちんととる必要があると言われています。
ここでのストレスとは、寒さ、暑さ、疲労、苦痛、心痛、睡眠不足、働きすぎなど精神的・物理的ストレスの両方です。
またタバコを吸う人も、より多くのビタミンが使われるといわれています。
ビタミンCは必要以上に体内に入ると尿として排泄されてしまうため、体内に蓄えておけません。
とりだめができない栄養素なので、毎日少しずつ、1日数回に分けて摂取するよう心がけることが大切です。
ビタミンCの効果

メラニン生成を抑制する
ビタミンCはメラニンの沈着を抑え、できたメラニン色素を還元してシミを予防する作用もあり、「美白ビタミン」とも呼ばれます。
とくに紫外線を多く浴びる3月ごろからは積極的な補給を。
メラニンの生成を抑えてくれるため、茶ぐま予防にも効果を発揮します。
そばかすの悪化予防にも役立ちます。
紫外線に対する抵抗力をつける
ビタミンCは日焼けによるしみを予防する効果があります。
抗酸化作用により、紫外線によって発生した活性酸素を除去し、皮膚を守る働きがあります。
海や山など、紫外線の多い場所に行く2週間前からビタミンCをしっかりと摂取すると、シミの予防に効果があるというデータもあります。
抗酸化作用
ビタミンの中でも、ビタミンA・C・Eはとくに抗酸化力に優れた栄養素です。(エースとも呼ばれます)
このビタミンA・C・Eを組み合わせて摂取することによって、抗酸化作用の相乗効果が期待できます。
とくにビタミンCは、老化の原因となる過酸化脂質を抑える働きもあるため、老化全般に効果を発揮します。
ダイエット効果
体内に取り込まれた糖質をエネルギーに変えるのを助ける働きがあります。
この代謝がうまく働かないと、脂肪が蓄えられたり、糖尿病の原因にもなります。
コラーゲンの生成を促す
タンパク質と組み合わせて摂取することで、コラーゲン生成を助けシワ・たるみの予防や改善に期待でき、美肌効果があります。
鉄の吸収を高める
貧血で顔色が悪くなります。
また肌への酸素の供給量が減り、肌の新陳代謝が低下することでシワができやすくなります。
体内でコラーゲンを合成する際は鉄とビタミンCが必要ですので、不足すると肌のハリが低下してシワができやすくなります。
毛も栄養が不足するため抜け毛が増えたり、髪の毛のコシがなくなり毛が細くなります。
アミノ酸の代謝に関与する
天然保湿因子(NMF)の半分はアミノ酸からできているため、皮膚や粘膜の健康を助ける効果があります。
ストレスと軽減するホルモンの生成を促す
ストレスが増えるとストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、肌荒れを引き起こします。
ビタミンCはストレスから身体を守るホルモンを合成するのに使われています。
おわりに
いかがでしたか?
今回はちょっと短めに、ビタミンCの効果のみお話をさせていただきました。
美容に関して幅広い効果が期待できるビタミンC。
毎日の生活に取り入れてみては?☺
2020年11月2日改訂
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