
にんにくっておいしいですよね・・・
焼肉を食べる時も、ラーメンを食べる時も、翌日の予定が許しさえすればすりおろしにんにくをたっぷり追加しちゃうくらいにんにく大好きな私。。
おいしくて体にもいいんだけどやっぱりニオイが(泣)という女子たちのために、美容効果からニオイ対策まで調べてみました。
5~7月が旬

にんにくは長期保存が可能であり、年中店頭に並んでいます。
国産にんにくの生産量の7割が青森県で栽培されており、最も収穫される次期が初夏となるため、一年のうちで最おいしい時期が5~7月になります。
にんにくの美容効果
にんにくには免疫力アップや血流改善、疲労回復などの効果が期待できます
その中でも今回注目したいのが美容効果。
最も注目すべき成分はにんにくに含まれている「スコルジニン」で、摂取すると血管を拡張して血流が良くなるので冷え症の改善などの効果があります。
血行が良くなると胃腸の運動も良くなります。にんにくが整腸作用に効果を現すのは腸内細菌に働きかけると同時に、体を温め血行を良くするためです。
また、ビタミンB群は美肌に欠かせない成分となっています。
肌の代謝をアップしてくれるビタミンB1も多く含まれているため細胞を活性させ、皮膚の新陳代謝を活発にして肌荒れや老化を防ぎ、美肌へ導きます。
にんにくにはニオイの元となっているアリシンの他に、アホエンやビタミンE・ビタミンCなどといった細胞の若さを保つ抗酸化作用のある成分が15種類以上も含まれているため、シミやシワ・たるみの原因となる肌の老化を防ぐアンチエイジング効果を発揮してくれます。
にんにくが肌にいいことは韓国人の肌を見るとよくわかります。
韓国人は男女問わず肌のきれいな人が多いですが、実は韓国はにんにくの消費量が世界一で、日本人の約20倍にんにくを食べます。
毎日といっていいほどにんにくを口にしているそうですよ。
にんにくはそのまま食べても十分美容効果を発揮しますが、何か別の食材と組み合わせることでより美容効果を高めます。
ダイエット効果を上げたいなら、豚肉などビタミンB1が豊富な食材と一緒に食べるといいでしょう。
にんにくには強い抗菌・抗カビ作用をもつ「アリシン」という成分が含まれていますが、このアリシンはビタミンB1と結びつくことで、「アリアチミン」という物質になりビタミンB1の働きをさらにパワーアップしてくれます
もともとビタミンB1は糖質分解を促進する効果があり、ダイエットに最適といわれていますが、さらにその効果に期待が持てるでしょう。
効果的に摂取する方法
自宅で調理するなら、にんにくをよく刻むことがポイントです。
血行促進効果のあるアリシンの効能は、にんにくの細胞を細かく潰すほどにアップするので、細かく刻む・もしくはすりおろして使用しましょう。
美容効果をアップするために、じゃがいもと一緒に食べるのがおすすめです。
にんにくに含まれているアリシンとビタミンEは血行促進効果があり、じゃがいもには美容ビタミンとも言われるビタミンCが豊富です。
じゃがいものビタミンCはにんにくの血行促進、抗酸化作用をサポートしてくれるので、より理想の美肌に近づけますよ。
エイジングケアに力を入れたいなら、大豆との組み合わせもいいでしょう。
大豆には細胞を若く健康に保つイソフラボンや大豆サポニンが豊富に含まれているので、にんにくと一緒に摂ることで健康と美容の両方をケアすることができます。
また卵黄もにんにくと一緒に摂ることで冷え改善や、より高い抗酸化作用が期待できます。
大豆や卵黄は料理に使う機会も多いので、その度ににんにくを加えるのも一つの手です。
どちらも手に入りやすい食材なので、気軽に試すことができそうですね。
こんなにも美容にいいにんにくですが、一つ注意したいことがあります。
一度に食べすぎると胃の粘膜を傷つけたり貧血を起こしやすくするので、適量を心掛けることが大切です。
生のにんにくなら一片、料理で加熱して使う場合には2片ほどが目安です。胃腸が弱い自覚のある人は、より少なく調節してみてください。
おいしいにんにくの選び方
重さ
にんにくを手で持ってみたときに、見た目よりもずっしりと重みがあるものは、中身が詰まったにんにくです。
大きさのわりに軽いものは乾燥しすぎてしまい、中の鱗片の水分が抜けてスカスカの可能性があります。にんにくは乾燥させて貯蔵性を高めていますが、長く貯蔵して古くなり鱗片の水分まで抜けてしまうと、味わいがなくなってしまいます。
また、軽いものは病原虫の影響で縮んでいることも。
色
皮の色が白く、球全体の色がキレイなものを選ぶことで、美味しいにんにくに当たる可能性が高くなります。
にんにくは品種によって、表皮が真っ白なものや、少し黄色っぽいもの、ピンクや薄い赤紫がかったものなどがあります。中には、薄い黄土色のような、少し茶色っぽくなるものもあります。
真っ白であるかどうかも大事ですが、このように品種による色差があるので、全体の色が均一であるかを見るのがポイントです。
球の一部が濃い茶色に変色しているものや、黒っぽいカビのようなものが付着していれば、避けましょう。
少し茶色っぽい表皮になる品種であっても、濃い茶色になることはありません。
また、病気や保存方法が悪く変色しているものは、表皮全体は均一に変色することはありません。
※新にんにくの場合、表皮の皮に赤みを帯びているものがありますが、これはアントシアニンというにんにくの色素成分によるものなので、味には問題ありません。
触った感じ
にんにくを触ってみて、全体的にハリとツヤがあるものがお勧めです。
見た目は白くてキレイなように見えても、触ってみるとなんとなくハリがなく、表皮にツヤがないことがあります。
表皮と鱗片の間に隙間がないものを選びましょう。
指で軽く押してみて、皮がぶかぶかになっているものは、中の鱗片が小さくなってしまっており、使える部分が少なく、風味も悪くなっていることがあります。
こういったにんにくは,古くなっているものであることが多く、その分新しいものに比べると風味が劣ります。
中身がギュっと詰まっていて、結球が硬いものを選んでください。
見た目
粒が大きく、硬く締まりがあり、外側の薄皮がよく乾燥し何枚か残っているものが良いでしょう。
球のにんにくの上部の、薄皮が集まってすぼまっている軸部分がよく締まっているものは貯蔵性が高く、かつ新鮮といえます。
上から見たときに1片1片のふくらみが均一で、下部がよく肥大していて粒が大きく、丸いものもいいです。
緑色の芽がでてしまっているものは古くなっていたり、水分が抜けやすいので皮を剥いてみたら中がカスカスだったということがあるので避けましょう。
におい
丸ごとのにんにくには強いにおいはありません。かすかににおいがするだけです。
時々匂いの強いにんにくがありますが、これは中に傷がついているか、虫に食べられ中身の匂いが漏れ出ている可能性があるので避けましょう。
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にんにくは国産品の他に主に中国産・スペイン産などがよく出回っています。
外国産のにんにくは鱗片が多いほか、香りと味が薄く、加熱するとほとんど飛んでしまう場合があります。また、深みやコクが足りないものも多いです。
価格よりも味を考慮すると、断然国産品のにんにくのほうがおいしく安全なので、迷ったら国産のにんにくを。
保存方法
丸ごと常温保存の場合
にんにくが発芽しないようにするのがポイントです。
日光、気温20度前後、湿度により発芽します。
ただし、にんにくはよく乾燥してから出荷されているため、ある程度保存が利きます。数日のうちに食べる予定の丸ごとのものあれば、風通しの良い冷暗所に常温で2~4週間ほど保存可能が可能です。
保存環境によっては1か月くらい長持ちすることもあります。
皮がついたまま、風邪通しがよく湿気のないところにネットに入れてつるすのがいいでしょう。
丸ごと冷蔵保存の場合
にんにくは冷蔵庫で1~2か月程度保存が可能です。
そのまま丸ごと新聞紙かペーパータオルで包み、保存袋に入れ、口を閉じて温度の低いチルド室か野菜室で保存しましょう。
こうすることでにんにくの余分な湿気を吸収してくれて、カビも生えにくくなります。
1片ずつ冷蔵保存の場合
薄皮を全部むき、1片ずつキッチンペーパーで包んでから保存用の袋に入れてチルド室へ。新鮮なうちに保存することが大切です。
これで2~3か月はもちます。
1片ずつ冷凍保存の場合
薄皮を全部むいてから冷蔵するのが面倒。。
という方はひとまず皮つきのまま1片ずつバラバラに分け、2~2片ずつラップで包み冷凍保存袋にいれて冷凍庫へ。
皮ごと冷凍すると、風味をキープし6か月も長期保存できます。
使う時には凍ったまま根本部分をちょっと切り落として、包丁で皮をめくるようにむきましょう。または、切り落とした後水に約1分浸けると、切り落とした部分から皮がするっとむけます。
にんにくは中までカチコチに凍ることがないので、簡単に切ることができます。
カットしたにんにくの場合
すぐに料理に使えるようにあらかじめカットしたにんにくは、ラップなどにまとめて包み、冷凍用保存袋に入れて、平らに保存します。
やや香りや飛びやすいデメリットはありますが、半端に残ってしまった場合や、用途が決まっている場合などにみじん切り・薄切り・すりおろしなどカット別にしてまとめ、冷凍保存がおすすめです。
冷凍すれば、このまま約2週間~1か月は保存でき、凍ったまま鍋に入れられるので調理の時短にもなり簡単便利!
みじん切りやすりおろしたものは大さじ1程度に小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて口を閉じ、冷凍庫で保存するといいでしょう。
臭いが強いため、しっかりと密閉してください。
アレンジして保存
にんにくの醤油漬け
ただ漬け込んでおくだけでOKなにんにくの醤油漬け。チャーハンや野菜炒めにお酒のおつまみなど、自由自在で使える万能調味料としても重宝するレシピです。お好みで唐辛子を加えてもいいでしょう。
にんにくのオリーブオイル漬け
にんにくと唐辛子をオリーブオイルで漬け込んでおけば、パスタから炒め物におつまみにまで重宝する調味料に。にんにくはそのままでもみじん切りにしてもOKです。きのこやシーフードと一緒に煮込めばおいしいアヒージョの完成!
ニオイ対策
にんにくの欠点はその独特の匂い。
食べたものや量によっては翌日まで残るので大変ですよね。
ここでいくつか対策をご紹介します!
りんごを食後に1/4ほど食べる
カテキンの一種であるエピカテキンとリンゴ酸という成分がりんごには多く含まれているのですが、この成分がにんにくなどのニオイを消す効果があると言われています。
100%のりんごジュースでもいいですが、エピカテキンはりんごの皮に多く含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。
緑茶やウーロン茶を飲む
お茶の葉に含まれているカテキンに召集作用があるため、食事中や食後にウーロン茶や緑茶を飲むのがおすすめ。
ウーロン茶は脂っこい物を食べた後に飲むとスッキリします。
にんにくの分解を早め、ニオイの解消に効果的です。
少量のレモン果汁を食前や食中に飲む
焼肉の時などはレモンを多めに絞って食べるといいですね。
そのほか家でにんにく料理を用意する時には、レモン果汁を多めに使ってドレッシングを作ったり、お酒を飲む場合はレモンサワーをチョイスするなどの工夫もいいかもしれません。
自分で料理する場合は、低温でじっくりと加熱をする
低温でじっくりと加熱することで、にんにくの臭いがかなり抑えられます。
チョコレート、ぶどうなどといったポリフェノールを多く含む物を口にする
食後がいいでしょう。気になるにんにくのニオイを抑えてくれる効果が期待できます。
ヨーグルトやチーズなどの乳製品を食前や食中に摂取する
乳製品に含まれているタンパク質がにんにくのニオイの原因であるアリシンという物質を包み込むように結びつくため、ニオイの元となる化学変化を防止することができます。
翌朝まで残ってしまうにんにく臭は、寝る前に牛乳を飲むのが効果的。食後に牛乳を飲むことで、腸管に膜ができにんにくの吸収を抑えてくれます。
青汁を飲む
意外ですね。
苦手ではない方は1箱常備しておくのもいいかもしれません。
お風呂に入ったり、運動をして汗をかく
次の日にできるだけニオイを残さないためにも、代謝を早めて「体臭」からでるにんにく臭を外に排出しましょう!
ただし、お酒を飲んだ後の運動や長時間お風呂につかるのは控えましょう。
水分を多く摂って尿として体外に排出するのも効果的です。
にんにくのニオイは口に残ったにんにくが発する「口臭」によるものと、体内に吸収されて「体臭」として発する2種類に分けられます。
「口臭」によるものはおよそ3~4時間程度、「体臭」によるものはおよそ15時間程度継続すると言われています。
完全に消えるのは2日間かかるという情報も。。
また、にんにくは細かく切られているほどニオイが残るとも言われています。
固形にんにくよりもすりおろしにんにくの方がニオイが残りますよね。
にんにくの細かさはニオイの強弱を左右するようです。
おすすめの口臭ケアグッズ
スピードブレスケア
グレープミントやマスカット味もあって、おやつ感覚で食べられますね。
マスカット美味しそうです。
DHCブルガリアンローズカプセル
ナタデウォッシュ
このマウスウォッシュ、初めて使う人はきっと驚きます。。
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※公式より画像お借りしました。
おすすめの品種
美容ブログでにんにく紹介!?と言われそうですが(笑)
冗談抜きでこの品種めちゃくちゃおいしいので紹介させてください!
今まで食べたどのにんにくよりも香り・味とてもよく、すりおろしをラーメンに入れたもんなら一生食べれそうなくらい最高な味になりました。
青森県産 福地ホワイト
以前東北に住んでいた時、このにんにくを使っているラーメン屋さんに片道2時間以上かけて食べに行っていました。
癖になるくらいとってもおいしい!
福地ホワイト、にんにく好きな方は是非一度食べて欲しい。。。
おわりに
いかがでしたか?
美容効果もあり、ニオイ対策もできるならもうにんにくも怖くない!(笑)
対策はしっかりとしながら、我慢せずにおいしいにんにく料理を食べて綺麗を目指しちゃいましょう。
2020年11月1日改訂
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